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マゼルバ

【はやちゃんのぼちぼちいこか】令和8年11月号

「 Z世代 」
 人の住む場所として、世界一積雪量の多い場所が日本の青森県です。その青森では、例年より2週間以上早く初雪が降りました。今年は早めの冬支度が必要かもしれません。

先日、知人と話す機会がありました。何でも今年入社した社員が、理解できないのだそうです。仕事の手順を説明してもいちいち反発をかうし、怒ってもいないのに叱責され傷ついたやら、もう少しこうすればとアドバイスすれば、無理強いされ苦しかったと言うは、挙句の果ては無断欠勤の上、突然辞めると散々な有様だったそうです。どう対応すれば良いのか分からないとこぼしていました。昭和世代には全く考えられない昨今の若者です。
20代と言えばZ世代と呼ばれ、時間とコストに価値を置く自分ファースト世代とも言われます。だから上記の様な有様であっても、仕方ないと言えばそれまででしょう。しかしながらこれは本当にZ世代特有の現象なのでしょうか。有史以来、世代間の揉め事は常に存在していました。今の若者はなってない、いや大人は何も分かっていないなど、相互理解は何かにつけ大変です(若者と大人だけではなく、大人同士でもあります)。今は寿命が大きく延びたこと、又AI等の科学技術が長足に進歩したことによって、世代や年代による価値観の相違が、より大きく浮き彫りになっているように思います。

人間は他の動物と違い本能の壊れた生き物です。動物は本能によって子育てをしますが、人間にはそれが出来ません。本能は生きようとするエネルギーと、どう生きるかの行動規範によって成り立ちます。人間は生きるエネルギーはあるのですが、行動規範が壊れています。そこで生後、学習によって行動規範を学んでいくのです。学習の内容は時代・国・性別・宗教・文化等々によって異なります。だから人間の生き様は百人百様なのです。そういう意味ではZ世代特有と言われる行動も、大人世代と同様に学習の結果と言えるのです。

行動規範の学習は、母親そして父親や身近な家族を通して始まります。その為、言動や行動が自然と親に似てきます。だから例えば、自分では親と違う生き方を目指しても、気付けば親と同じ生き方をしてしまうのです。反面教師はなかなか難しいと言えるでしょう。上下のある人間関係には、それがしばしば反映されます。よくあるのが自分に責任はなく、常に相手に責任があると考える事です。虐待などは、その典型的な例と言えるでしょう。しつけと言う名の下に、何も分からない?子どもを指導(=いじめ)するのです。親子だけではなく、先生と生徒、上司と部下、先輩と後輩等々のあらゆる上下関係に通じます。人間関係がギクシャクする時は、上の者が自分の行動を疑うべきです。これは言うほど簡単ではありませんが、それが出来れば様々な組織、学校、そして家族関係等も、それなりに安定するのではないでしょうか。               早川友教
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