実習でお世話になり、その時に育徳園を知ったことがきっかけです。先生方が優しくて雰囲気がすごく良い印象でした。就職先を保育園か幼稚園で迷っていて、他にも実習に行ったのですが、先生方が丁寧に指導してくださり自分が働き出してからの姿を一番イメージできたのが育徳園でした。幼稚園だと一人担任の制度で、保育所では複数担任になるのですが、実習時に複数担任の方が私に合っているなと確かめられたのも良かったです。それで、学校の先生からの「実習先の雰囲気で決めるのも良いかもよ？」の一言で「それなら育徳園が良い！」と入職を決めました。育徳園の園長先生からも「うちに来てくれるのはウェルカムだよ！」と言ってくれたのも背中を押されたきっかけのひとつでもあります。

私は育徳園に入ってまだ2ヶ月なのですが（取材時2024年6月）、実習時とのギャップは無く、やはり先輩の先生たちが丁寧に教えてくれたり相談もしやすい雰囲気で、とても働きやすいです。今は2歳児の月齢が後半のクラスを担当しています。子どもたちが皆んな遊ぶのが上手で「先生ー！見てー！」と言ってかけ寄って来てくれた時などは「可愛いなあ」と思いますし、自分自身も楽しんで働けているなと感じます。

園庭での遊びやイベントも楽しいです。私が実習の時は、園庭で秋刀魚を七輪で焼く体験をしたりしていました。冬には、地面に穴を掘って、そこで焼き芋を作って皆んなで食べることもしていたそうです。

今はとにかく、子どもたちとの信頼関係を築いていくことです。クラス担当のペアの先輩先生の声かけだと子どもたちが素直に聞いているのに比べて、まだ私の言葉には逆にハイになって楽しい雰囲気になってしまうこともあったりするので、これから信頼関係を築いていけたら声かけも通るようになっていくと思うので、今はそこを意識して頑張っています。子どもたちの近くで寄り添いながら、一緒に遊んだり、子どもが泣いている時には特に寄り添う気持ちを大切にしていけたらもっと深く関われるのかな？と今は手探りで日々試行錯誤しています。

先生同士の仲が良く、サポートが手厚いというところです。仲が良いので、どんな些細なことでも話せて相談ができる環境なのが有り難いです。そして、育徳園保育所では厨房の先生とも距離が近くて、食育のことについても相談がしやすかったりします。厨房の先生が子どもたちのところに来てくれて子どもたちとお話をする機会もあるのですが、普段とは違う特別な雰囲気で子どもたちもしっかりと食事のお話に耳を傾けてくれたりするので、子どもたちにとっても先生たちにとっても良い時間だなと思います。

育徳園保育所では、子どもたちの成長をずっと見守ることができます。卒園してからも隣にある子どもの家（育徳園の学童保育の施設）に通う子どもたちが多いので、成長を途切れなく見られるところが良いなと思います。