子ども事業

子どもたちが成長した時に
心の支えになれるような存在でいたい。

育徳園保育所
2023年 保育士若木芽依

育徳園に入ったきっかけは?

昔から保育士になりたいと思っていました。私は自分の母親も保育士で、仕事をして生き生きとしていて、そんな姿は「私も保育士になりたい」と思ったきっかけのひとつでもありました。

育徳園に入ったのは、短大生の時に園に見学に行ったことがきっかけです。実は私は0歳児〜3歳まで3年間育徳園に通っていて、当時の園での楽しかった思い出もあったことと、家から通いやすかったことで良いなと思っていました。見学時に印象的だったことが、先生たちと子どもたちとの距離が近かったことです。担任のクラスの子どもたちのことだけではなく、育徳園の子どもたち全員と分け隔てなく接して保育をしている姿に惹かれました。「この子はこういうことが好きで〜〜」と、本当に子どもたちのことをしっかりと見ているんだなと感じました。

最終的に育徳園に入ろうと思った決め手としては、私が通っていた短大の先輩から直接1対1でお話を聞ける機会をいただけたことでした。お話させてもらって、育徳園に就職して良かったことや「こういうところが大変だけどこんなことが楽しいよ」など、生の声を聞けたことで、自分が育徳園で働く姿をイメージしやすかったです。

実際に働いてみてどうですか?

入職前から先輩職員にお話に聞いていた「職場の人間関係が良い」というのは本当で、保育所内のサロンや職員室内で先輩の先生が話しかけてくれたり、お菓子をくれたり、違うクラスの先生とも交流を持てるというのは嬉しかったです。

私は入職時は2歳児クラスの担任だったのですが、子どもたちがイヤイヤ期だったので大変なところもありましたが、少しずつ子どもたちとも信頼関係を築けているなと感じる瞬間も出てきました。「先生〜!」と言ってこちらに来てくれたり、お昼寝の時に「今日はトントン来てくれなくて寂しかった」「ごめんね」などの普段の何気ない会話だからこそ感じられる、子どもたちとの関係性に「この仕事を頑張ってきて良かったな」と思います。

育徳園の好きなところは?

決まりきった保育の形がある訳ではなく、1年目や2年目の私にもチャレンジさせてもらえる環境があることです。「これをする時には○○をしないといけない」などの決まりごとはあれば分かりやすいと思うのですが、私にとっては自由に保育を学べる今の環境が合っています。「やってみたら良いんじゃない?」と背中を押してくれるので、色んな先生から色んな保育の姿を見て勉強して、自分の保育の形を持てたら良いなと思っています。そして、やってみたことに対して放っておくのではなく、周りの先生方がサポートしてくれる環境にあるので、そこがやはり好きなポイントです。今はちょうど、クラスで蝶々を育てていて、皆んなが興味を持っていることを自由遊びの際に取り入れて、蝶々に関する制作を子どもたちと一緒にしたりと、思い付いたことを相談しやすいので、働いていて楽しいです。

育徳園の好きなところは?(その②)

食事が美味しいところはもちろんなのですが、子どもたちが食について触れる機会が多いところも良いところだと思います。園の中庭で野菜や果物を育てたりクッキング体験をしたり。この前は、育てた苺で子どもたちと一緒に苺ジャムを作ったり、カレークッキング体験の時に皆んなで型抜きをしたりしました。そうして一緒に作ったごはんの時は、普段苦手な野菜も進んで食べてくれたりするんです。今までできなかったことができるようになるという経験は、子どもたちにとっても自信につながると思いますし、その経験が楽しい食の体験から得られるというのも、とても良いなと思います。厨房の先生がクラスを見にきてくれたり、食育に関する絵本を読んでくれたりもして、子どもたちも喜んでいます。

これからどんな保育士になりたいですか?

子どもたちが成長する姿を近くで見守れるような存在になりたいです。成長して振り返ってみた時に「保育所楽しかったな」と思い出してもらえたらな、と思います。中学校や思春期になると、悩むことも多分多くなると思うんですが、ふとした時に思い出してくれて、何か支えになれるような人になりたいです。自分の部屋を片付けていた時に、私が2歳児くらいの時の育徳園の連絡帳が出てきたんです。「私ができるようになったことで、これだけ喜んでくれる人がいたんだ」と、すごく力になったことがあったんです。同じように、子どもたちが大人になった時に、そういう風に支えになれることができるような保育士でありたいなと思います。こんなにやりがいのある仕事は保育士以外に見つけられない!と思っています。

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